80%ぐらいのがんばり

娘との生活や読んだ本など

津村記久子『ポトスライムの舟』小さな希望をつないで生きる

働きたくない。会社に行きたくない。 最近とくにこう感じるので、津村記久子の作品を数冊図書館で借りてきました。 第140回芥川賞受賞『ポトスライムの舟』 主人公のナガセはモラハラで会社を退職後、乳液工場のライン工として4年ほど働く契約社員。29歳未婚…

炊飯器やめてみた。土鍋ごはんの冷凍がおすすめな理由

炊飯器を使わず、土鍋でごはんを炊く生活が3カ月経過しました。3カ月経過したら習慣化したって言っていいんじゃないでしょうかね? 炊飯器を買い替えるのが面倒だ 炊飯器をやめたのは、炊飯器を買い替えるのが面倒だったからです。まだ2年ぐらいしか使ってな…

昼ごはんやめてみた。1日3食からの脱却

30過ぎ、デスクワークの女、一日3食は必要なかった!ここ数カ月、1日2食で生活しています。食べないのは昼ごはんです。 我が家は小学生がいるので、朝と夜は一緒に食べます。しかし、いつもほぼ一人で食べていた昼休みのランチをやめました。そしたら、非常…

簿記3級は独学も可能だが、言うほど簡単じゃないと思う件

簿記3級に独学で合格しました 日商簿記検定3級に独学で合格しました。 私は経理のような仕事をしたことはなく、会計ソフトも触ったことがなく、高校も普通科、文系大学出身なので、簿記の勉強はまさに未知の世界でした。 簿記3級は、経理や会計の基礎知識を…

津村記久子のインタビューが琴線に触れたので小説も読んでみた

この人好きかも!インタビュー記事をきっかけに津村記久子に興味を持つ 津村記久子さんの小説を初めて読んでみました。 きっかけは、ビッグイシュー第385号のインタビュー。 人間は”開かれた資源”があればそこそこ幸せに生きていける 津村記久子は”私の分岐…

自主学習のネタ帳~教科書にこだわらない家庭学習

2020年春、新1年生になったばかりの娘は長期休校に。休校中は私も仕事がほぼ休業状態だったので、教師役となり「おうち学校」を開校しました。 宿題は少量。公立校だし、小学1年生なので、学校が再開しても「授業についていけない」ということはないだろう…

「アバローのプリンセス エレナ」が娘に教えてくれたこと

我が家の5歳娘の夢は「プリンセスになって、国を治める!」 はじめて聞いたときは「く、国ですか?」と、すごいパワーワードでたなとうろたえましたね。 娘は4歳から『小さなプリンセス ソフィア』を見て、5歳になってからディズニー・サンデーでやってる『…

怒れるDaiGoの京アニ実名報道批判を見て、某新聞社の最終面接で落ちたのは正解だったと思い至る

話題のこちらの動画をどうぞ。 京アニ実名報道【人の死を金としか考えないマスコミ】の正体を解説【NHKも新聞もグル】 でも、ここではDaiGoさんの話はしません(苦笑) 代わりに私の就職活動、某新聞社の面接での思い出話をひとつ。最終面接の1つ前、面接官…

古市憲寿さんは芥川賞にこだわらずにただ書き続けるんじゃダメかな?

第161回芥川賞候補作、古市憲寿『百の夜は跳ねて』の選評がちょっとした騒ぎのようですね。 私は特に文学や文学評論に詳しいわけではないので、以下はただの素人の感想です。 結論からいうと、選評がどうであっても、私は古市さんの作品を読みたいし、書き続…

私を支え続けた「死にたいと思ったら本を100冊読め」という言葉

帰るべきところへ帰るだけ。 別に死にたいと思っているわけではないのだが、死にたいというほど追い詰められているわけでもないのだが、「人生の行き止まり」感みたいなものを覚えてどうしようもないときがある。 先日「これから先、自分にとって起こるかも…

日曜の夜にキッチンに立つのをやめられない理由

「サザエさん症候群」なんていって、日曜日の夜に憂鬱になる人は多いらしく、私もその一人です。憂鬱というか、眠れない。昼間寝すぎた訳でないのに、日曜の夜は過ぎ去っていく休日を無意識に惜しむのか、寝つきが非常に悪いです。 まあ、本当に「学校イヤ」…

転園後の「保育園行きたくない」発言に休ませる決断をした

子供に「保育園に行きたくない」と言われたらどうしますか?私は休ませました。シングルマザーで決して裕福ではなく、今年はすでに有給を使い切り、次の付与まであと3か月以上あります。ですが、「とりあえず休ませる」「私も仕事を休む」という選択をしまし…

ブログは現代の資産である『金持ち父さん、貧乏父さん-アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』  

ビジネス本として大ベストセラー、ベストセラーゆえにかネットワークビジネス(マルチ商法)でも活用されているらしいロバート・キヨサキ著『金持ち父さん、貧乏父さん-アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』の書評・感想です。 金持ち父さん貧乏父さ…

ちきりんはやっぱりすごい『未来の働き方を考えよう』

ちきりん著『未来の働き方を考えよう』(文藝春秋)を読んだのですが、やっぱりちきりんさんはすごいなぁと。ネット上の人がもう1億回ぐらい思ったことを、本を読んで改めて思ったので、書き記しておくことにします。 未来の働き方を考えよう 人生は二回、生…

子供との遊びが辛いときの対処法

子供との遊びが苦痛なので、今日は一緒にクッキーを作りました! 私はお菓子作りが趣味なわけではありません。むしろ一人では絶対やりません。 ですが、粘土遊びをしながら2時間クッキー屋さんごっこに付き合わされるぐらいなら、もう割高のバターをがんが…

人間関係を断捨離?「学生時代の友人」の寿命

最近は、『人間関係の断捨離』とか言って、不要な人間関係を整理してストレスフリーに!なんて話が流行っているらしいですね。わかるし、共感します。 『不要な友達』って結構多い。特に学生時代なんとなくつるんでだだけの人とか、環境が変われば特に話すこ…

『毎日かあさん』は子育て中以外の人が読んでもおもしろい

2017年6月26日に毎日新聞で連載中だった『毎日かあさん』の連載が終了しました。 私は西原理恵子先生の作品は『できるかな』シリーズをきっかけに読み始め、『毎日かあさん』は独身の頃から読んでおりました。 独身女性20代が読んでもおもしろい『毎日かあさ…

堀越英美『女の子は本当にピンクが好きなのか』で紹介された海外のおもちゃ

理系・文系なんて分け方がナンセンスだ!といいたいのだが、わたくし、疑うことなき文系人間です。得意科目は国語と社会科。理科系なら唯一生物が好きだった。数学は小学校の算数の長さでつまずき、高校での化学は「これ日本語???」というレベル。物理は…

「保育園はかわいそう」と言われれば「かわいそうかもな」と本当は思っているワーキングマザーの子育て方針

保育園児はかわいそう?3歳までは母親が手元で育てるべき(3歳児神話)。なんて議論が尽くされている問題を今更取り上げます。苦笑 2歳娘を保育園8時~18時まで預ける私のスタンスは端的に言い表すと「仕方がない」です。うちは私が働かないと食べていけませ…

「小商い」に向いている人の特徴~伊藤洋志『小商いのはじめかた 身の丈にあった小さな商いを自分ではじめるための本』感想

伊藤洋志さん監修『小商いのはじめかた 身の丈にあった小さな商いを自分ではじめるための本』を読みおえた。 伊藤さんの『ナリワイを作る 人生を盗まれない働き方』も読みましたが、『ナリワイを作る』が伊藤さんの自己紹介で「ナリワイ」をもって生きること…

保育園で病気をもらうのはいつまで続く?病院通い(時には入院)の日々から1年が経過した。

保育園に預けてしばらく続く風邪の洗礼は ・予想してたよりまし ・予想通り ・なめてた ・予想以上 みたいなアンケートがツイッターで流れてきました。 ワーキングマザーにとって(本当はファザーにとってもなんですがね)、これは本当に深刻な問題なので、 …