80%ぐらいのがんばり

娘との生活や読んだ本など

保育園で病気をもらうのはいつまで続く?病院通い(時には入院)の日々から1年が経過した。

保育園に預けてしばらく続く風邪の洗礼は

  1. ・予想してたよりまし
  2. ・予想通り
  3. ・なめてた
  4. ・予想以上

みたいなアンケートがツイッターで流れてきました。

ワーキングマザーにとって(本当はファザーにとってもなんですがね)、これは本当に深刻な問題なので、

風邪に慣れてきたころに、RSウイルスに感染し即日入院。お正月を病室のベッドで過ごした私が保育園預けはじめの病気の洗礼について語りますよ☆キラン!!

娘が保育園に通い始めたのは、ちょうど1年前です。1歳3か月で保育園デビューでした。保育園に預ける前に風邪をひいたのは、記憶に残っている限り免疫が切れ始めた生後6か月過ぎの1回、あとは生後11か月頃の冬に1回です。そんなに体が弱い方ではありませんでした。

しかし、保育園に預けはじめると案の上、風邪をひくひく。おまけに発熱するとよく中耳炎を発症。

私は職業訓練に通うために娘を保育園に預け始めたのですが、職業訓練というのはなにより出席が大事!税金で運営されているので当たり前といっちゃ当たり前なのかもしれないですが…。

会社で肩身の狭い思いをしなくてもいいだけマシかと思いたいところですが、出席が足りないと途中退校になっちゃうのでこれはこれでたいへんな綱渡りでした。※産後の職業訓練のメリットや体験談はまたの機会に語りたいですね。

うちは途中退校になるわけにはいかなかったので、時に車で1時間ほどの距離にいる母親(パート勤務)の世話になり、あとは病児保育を利用しました。自宅からみて近距離の病児保育と、職業訓練校から最寄りの病児保育の2か所があり、この時期に病児保育の利用のルールやコツを学びましたね。

でも考えてみると、保育園の預かり時間はこのころが1番短いはずなんですよね。8時半~16時くらいまでなんですが、やっぱり負担だったんでしょうね。

訓練終了後、派遣会社の事務として就職したのですが、ここは少人数の事務所で、常に人が足りない状態。面接のときには「お子さんがいることもわかってますよ!大丈夫です」と言われたのですが、入ってみると求人に偽りありで休もうにも休めない状態で、いざというときは娘はやはり病児保育通いでした。

そして年の瀬も迫った時期にRSウイルスで即日入院。それにも関わらず「仕事にこれないのか?」という電話がかかってくる状況で、私はクビ覚悟でその指示を無視。

結果として、解雇を言い渡されることはありませんでしたが、この職場は私には無理だなと判断。というかそれ以前から、引き継ぎ一切なし、社長の機嫌により左右される業務内容にうんざりしてたので、年明け早々転職活動を開始し、今の会社に転職しました。

今の会社は非常に休みやすく、病児保育を利用する必要もありません。

また、1年経ち、娘も保育園を休まねばならないほどの風邪をひくことは少なくなりました。

それでは私の体験談をお伝えします。構成とか考えず、思いついたままに書いていきます。

1歳で預けようと考えてるママは多いかと思いますが、私の娘は1歳3か月での保育園デビューです。

1.病気の洗礼はいつまで続く?どのくらいの頻度で風邪をひく?

保育園に預け始めたころ、少なくても1か月に1回は風邪をひいてました。1カ月1日も休まずに登園できたのは、ごく最近です。今年の2月に初めて1カ月皆勤賞、預け初めて8か月は経過してますよね。

娘が保育園に行き始めたころ、2人の小児科の先生に診てもらったのですが、1人の先生は「保育園に預けてから半年ぐらいはこんなことが続きます」と、もう1人の先生は「1年ぐらいはたいへんですよ」とおっしゃっていました。

うちの娘はそんなに高熱が出るわけではなく、38度前後の発熱が多かったですね。長引くことは少なく、2日ぐらいで熱は下がったのが幸いです。

2.意外な盲点!?親の体調不良

出産後、体が弱くなったと感じます。今までは風邪は1年に1度ひくかどうかって感じだったのが、子どもが生まれてから結構な確率でひいてます。体質の変化もあるのでしょうが、子どもの菌は活きが良いのではないでしょうか。そして、それを24時間看護。自分も仕事と育児で疲れてる。免疫力の低下。うつる…。

風邪以外にも、私は娘が保育園に通いはじめてから1年間、原因不明の胃痛や発熱がありました、独身時代、毎日終電で帰っていた時も、耳鳴りがしたり、突然発熱したりしてたので、たぶん自律神経が乱れているせいだと思います。

3.「私、流行には敏感なほうなんだよね~」by娘

保育園では感染症が流行ります。感染症といえば、風邪、インフルエンザくらいだろうと思っていたのですが、保育園に入っていろいろ覚えました。手足口病ノロウイルスロタウイルスヘルパンギーナ

娘の保育園では、感染症の子どもが出ると玄関に「○歳児のクラスでインフルエンザにかかった児童がいます」と張り紙が出されます。ちなみに昨年12月には「RSウイルスにかかった児童がいます」と張り出されてて、これうちの子だわ!キャッ みたいな感じでした。

夏、冬関係ありません。預けはじめの夏は手足口病をもらいました。6月に預けて、その後は常に風邪をひいているような状態だったので、夏場はほとんど水遊びをさせてあげられない状態でした。

4.病気の予防法と効果、インフルエンザの予防接種は?

保育園に預け始めたころは、おでかけはほどほどに、家でゆっくり休む時間を作ってといわれますよね?

やってました。今考えると神経質なくらい娘の体調に気をつかい、スーパーにすら連れて行かないこともありました。こんなに風邪をひくなんて…と心配し、食事にも最大限気をつかいました。自分が考えられる限りの予防をしました。

でも、やっぱりひくものはひくんですよね。

インフルエンザの予防接種も打ちました。そのかいあったのか、インフルエンザにはかかりませんでした。でも、予防接種って発熱があったり、風邪の症状があると打ってもらえないので、タイミングに苦労しました。なにせ親が病院へ連れていけるのは土曜日だけの状況で、子どもは常に風邪っぴきですからね。汗

あっ、インフルエンザの予防接種は、家族全員必要ですからね!

5.病児保育をフル活用して乗り切る

私は時に実母の力を借りているのであまり偉そうなことは言えませんが、親類に預かってもらうことを当たり前とする日本の育児環境や労働環境には違和感を覚えています。親が近所に住んでると知って「安心だね!」「保育園の優先度下げるね」って安易でしょう。親が働いている場合はどうするの?関係がよくない場合は?祖父母は必ずしも孫の面倒をみないといけないものなんですか?と思います。

で、病気で保育園に行けない子どもを見てくれる病児保育です。私も母も仕事を休めないときは病児保育のお世話になってました。私が預けたところは2か所あるのですが、どちらも小児科に併設されている施設でした。感染症の子は個室で隔離される形で、保育士さんも、看護師さんも常駐で、先生の回診もあります。

病児保育所では「病気の子を預けるなんて!」みたいなネガティブなことはもちろん言われません。少人数の受け入れなので予約で埋まってしまうこともありますが、しっかりとケアしてくれているのがわかります。人見知りの娘も、病児保育の先生方にはすぐなつきました。その日の様子もとても事細かに記してくれて、信頼できました。

ただ、病児保育に預けるときは、準備がたいへんです。保育園ならロッカーに着替えやおむつを置いておけますが、病児保育を考えているときは、必要なものはすべてカバンに詰めて、お弁当やおやつ、飲み物も用意します。具合の悪い子どもを抱えながら、準備をし、いつもと違う登園コースを歩きます。

朝一で小児科で受診し(朝一で受診しないと一般外来にまわされて待ち時間が長くなる)、医師が預かりの許可を出し、薬の投薬書類などにサインをし、仕事へ。

子どもの様子が気がかりなこともあって、朝から精神的に疲弊します。

6.職場や周囲の人の目がしんどい。仕事をやめるべきかと思う

もうこれはね、職場によるとしか言いようがない。理解がある職場ならびくびくしないで済むけど、こんな思いするならやめたほうが良い!と感じる職場もあるでしょう。思い出しただけでツライ。でも、わかってくれている人はわかってくれます。

また、あまりに体調を崩す子どもを見て、夫や親族から保育園に関してネガティブなことを言われたり、仕事について口を出されることもあるでしょう。私は自分が働かないと生きていけない身の上なので、仕事をやめるという選択肢は初めからありませんでしたが(転職したのでそういう意味では1度やめてるが…)、それでも父から「風邪をひかせるな」と言われたことがあります。

娘だって好きで風邪をひいているわけでも、私だって好きでひかせているわけでもない。こんなに気を付けているのに…という口惜しさからそのときばかりは人知れず泣きました。

また、子どもが病気になると、かわいそうにと思う気持ちと同時に、「職場になんて言おう」「嫌な顔されるんだろうな…」と憂鬱に感じるのは仕方のないことです。

子どもの体調はきっと1年ぐらいで落ち着きます。表向きは「申し訳ない…」みたいな顔しつつ、裏では「だから日本は少子化なのよ!ぷんぷん」みたいに切れてるくらいの精神で良いと思いますけどね。自分本位に生きましょうよ。

保育園に預けはじめて1年間はこんな感じでした。

うちは小児科医の言った通り、半年ぐらいまではかなりたいへんでしたが、そこからは徐々に丈夫になり、1年を迎えた今は落ち着いています。

長くなったので、入院したときのことはまたの機会に。この入院が辛いんだわ。大部屋でね、ほかの子も泣いててね…。